VOICE OF LAKES #1 横江豊選手
いよいよレギュラーシーズンも終盤!レイクスは5位大阪に4ゲーム差をつけ、4位以内でのプレイオフホーム開催に近づいています。ホームでのプレイオフファーストラウンド初戦は、1か月後の5月2日。プレイオフに向けて突き進むレイクスの情報を、このプレイオフ特設ブログで日々発信していきます!
初回は恒例のインタビューコーナー「VOICE OF LAKES」!一番手として登場するのは横江豊選手です!チームの主軸としての飛躍と、有明に届かない悔しさを味わった昨シーズンを経て、4年目の今シーズンを戦ってきた横江選手。ここまでのスタッツを眺めながら、一年間胸に秘めてきた思いを語ってくれました。
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Q.今シーズンの自分のスタッツはどうですか?
A.普段あまり見てないですけど…全然ですね。3Pシュートを8本しか打ってないのは少ないです。でも、今シーズンは昨シーズンとは違って各選手の役割分担がはっきりしているので、そうなるのかなと思います。
Q.なるほど、スタッツは自分の好不調だけではなくて、チームの戦術によっても変わりますか?
A.そうですね。昨シーズンのチームでは、自分は点を取ることも求められていたので、シュートする意識が常にありました。でも、今シーズンは岡田さんやレイ、ジェフ、ウッドで点が取れるので、この4人に自分がパスをしながら点を取っていく感じで。3Pラインで自分がパスをもらったとしても、2Pのほうが入る確率が高いですし、一歩中に入って少しでも入る確率を高めていくようにしています。だから、3Pがこの本数なのかなと。
でも、シーズン序盤で0点の試合があった時(10/11群馬戦、10/19大阪戦)は悩みましたし、最初は自分の役割を探りながらやってきました。岡田さんが調子のいいときは、自分はボールをさばく役割に徹して、岡田さんが抑えられた時は日本人選手の二番手として自分がスコアを挙げる必要があるのかなと。11月半ばごろから、そういう今シーズンの自分の役割みたいなものが見えてきました。
Q.チームの方は、現在は4位で上位3チームとは大きく差が離れていますが、ここまでのシーズンを振り返って、彼らとの違いみたいなものは感じましたか?
A.京都や沖縄は同じメンバーで何年もやってきて、組織的にプレーできています。根が強いイメージです。いい選手がいるだけでなくて、基礎的な部分がしっかりしています。ボックスアウトとか、ルーズボールとか、スタッツに表れないところを大事にして、それが普通になっています。個々のスキルや実力はその上にあるものであって、土台は熟練したチームプレーです。そういうちょっとした部分を大事にして、相手の得点を防いで、逆にこちらが得点できれば4点の差がつきますし、それが一試合で3回、4回と出ればもう10点とかあっという間に差がついてしまいます。
Q.先日のアウェイ奈良戦2戦目の後に、遠山ヘッドコーチが「浮き沈みの激しいゲームをしてしまった」と言っていましたが、そういう「普通」のプレーを大事にするのが今のレイクスの課題でしょうか。
A.そうですね、アップダウンを少なく、穏やかな波にしたいです。今ヘッドコーチに指摘されているのが、オフェンスのミスをディフェンスで引きずってしまい、相手に得点されてしまうケース。得点できず、得点されてで4点差がつき、それが何度も続くとあっという間に差がついてしまう。それでは上位には通用しないです。
Q.その上位チームと戦うプレイオフまであと一か月ですが、ああいう負けたら終わりという舞台は緊張しますか?
A.緊張…しますね。昨シーズン感じたのが、プレイオフだからといってシーズンと違う気持ちでやると、うまくいかないです。だから、今シーズンが始まるときに決めたのが、リーグ戦から同じ気持ちを継続して、それでプレイオフも戦うということ。プレイオフだからといって気持ちが高ぶってしまうことがないように。それをシーズン通して意識しています。プレイオフで、いつも入ってるシュートが入らなかったり、硬くなることを経験したので。昨シーズンのファーストラウンド1戦目、大阪に大敗した試合(54-77)はすごく硬さがありました。硬さが原因で負けるとか、短期決戦では一番ダメなことですし。普段から何も考えずにいて、いざプレイオフで「いつも通りやろう」というのは無理なんで、シーズンを通して、メンタル面でプレイオフを意識しながらやってきました。
Q.それが去年感じた悔しさ、課題ということでしょうか。
A.そうですね。次はこうしようというのを持ち続けて、今シーズン戦ってきました。練習も一緒。レギュラーシーズンも一緒。プレイオフも一緒。練習でできないことは、プレイオフでもできない。そう思って一年間やってきました。もちろんプレイオフへのモチベーションは高いですが、頭は冷静で、気持ちだけ高めて、です。
Q.今年こそ有明に、ですね。
A.行きたいですね。でも、毎年言ってるんで。言葉だけじゃなくて、コート上で何が出せるかだと思います。去年の悔しさから何が足りないのかを考えて、それを持って一年間やり通してきたんで、それがいざ本番で出せるかどうかです。
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昨シーズンの悔しさを胸に秘め、今シーズンを戦って来た横江選手。自分に何が足りなかったのか。その答えはプレイオフのコート上で見せる、という強い意志を感じました。きっと今回も見せてくれるでしょう。昨シーズンのファーストラウンド対大阪2戦目、終了間際の起死回生逆転シュートのようなビッグプレーを!
(京都新聞社提供)
☆プレイオフチケットはこちら
http://playoffs2015.shiga-saku.net/e1137808.html
☆プレイオフ開催概要はこちら
http://playoffs2015.shiga-saku.net/e1137813.html
初回は恒例のインタビューコーナー「VOICE OF LAKES」!一番手として登場するのは横江豊選手です!チームの主軸としての飛躍と、有明に届かない悔しさを味わった昨シーズンを経て、4年目の今シーズンを戦ってきた横江選手。ここまでのスタッツを眺めながら、一年間胸に秘めてきた思いを語ってくれました。
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Q.今シーズンの自分のスタッツはどうですか?
A.普段あまり見てないですけど…全然ですね。3Pシュートを8本しか打ってないのは少ないです。でも、今シーズンは昨シーズンとは違って各選手の役割分担がはっきりしているので、そうなるのかなと思います。
Q.なるほど、スタッツは自分の好不調だけではなくて、チームの戦術によっても変わりますか?
A.そうですね。昨シーズンのチームでは、自分は点を取ることも求められていたので、シュートする意識が常にありました。でも、今シーズンは岡田さんやレイ、ジェフ、ウッドで点が取れるので、この4人に自分がパスをしながら点を取っていく感じで。3Pラインで自分がパスをもらったとしても、2Pのほうが入る確率が高いですし、一歩中に入って少しでも入る確率を高めていくようにしています。だから、3Pがこの本数なのかなと。
でも、シーズン序盤で0点の試合があった時(10/11群馬戦、10/19大阪戦)は悩みましたし、最初は自分の役割を探りながらやってきました。岡田さんが調子のいいときは、自分はボールをさばく役割に徹して、岡田さんが抑えられた時は日本人選手の二番手として自分がスコアを挙げる必要があるのかなと。11月半ばごろから、そういう今シーズンの自分の役割みたいなものが見えてきました。
Q.チームの方は、現在は4位で上位3チームとは大きく差が離れていますが、ここまでのシーズンを振り返って、彼らとの違いみたいなものは感じましたか?
A.京都や沖縄は同じメンバーで何年もやってきて、組織的にプレーできています。根が強いイメージです。いい選手がいるだけでなくて、基礎的な部分がしっかりしています。ボックスアウトとか、ルーズボールとか、スタッツに表れないところを大事にして、それが普通になっています。個々のスキルや実力はその上にあるものであって、土台は熟練したチームプレーです。そういうちょっとした部分を大事にして、相手の得点を防いで、逆にこちらが得点できれば4点の差がつきますし、それが一試合で3回、4回と出ればもう10点とかあっという間に差がついてしまいます。
Q.先日のアウェイ奈良戦2戦目の後に、遠山ヘッドコーチが「浮き沈みの激しいゲームをしてしまった」と言っていましたが、そういう「普通」のプレーを大事にするのが今のレイクスの課題でしょうか。
A.そうですね、アップダウンを少なく、穏やかな波にしたいです。今ヘッドコーチに指摘されているのが、オフェンスのミスをディフェンスで引きずってしまい、相手に得点されてしまうケース。得点できず、得点されてで4点差がつき、それが何度も続くとあっという間に差がついてしまう。それでは上位には通用しないです。
Q.その上位チームと戦うプレイオフまであと一か月ですが、ああいう負けたら終わりという舞台は緊張しますか?
A.緊張…しますね。昨シーズン感じたのが、プレイオフだからといってシーズンと違う気持ちでやると、うまくいかないです。だから、今シーズンが始まるときに決めたのが、リーグ戦から同じ気持ちを継続して、それでプレイオフも戦うということ。プレイオフだからといって気持ちが高ぶってしまうことがないように。それをシーズン通して意識しています。プレイオフで、いつも入ってるシュートが入らなかったり、硬くなることを経験したので。昨シーズンのファーストラウンド1戦目、大阪に大敗した試合(54-77)はすごく硬さがありました。硬さが原因で負けるとか、短期決戦では一番ダメなことですし。普段から何も考えずにいて、いざプレイオフで「いつも通りやろう」というのは無理なんで、シーズンを通して、メンタル面でプレイオフを意識しながらやってきました。
Q.それが去年感じた悔しさ、課題ということでしょうか。
A.そうですね。次はこうしようというのを持ち続けて、今シーズン戦ってきました。練習も一緒。レギュラーシーズンも一緒。プレイオフも一緒。練習でできないことは、プレイオフでもできない。そう思って一年間やってきました。もちろんプレイオフへのモチベーションは高いですが、頭は冷静で、気持ちだけ高めて、です。
Q.今年こそ有明に、ですね。
A.行きたいですね。でも、毎年言ってるんで。言葉だけじゃなくて、コート上で何が出せるかだと思います。去年の悔しさから何が足りないのかを考えて、それを持って一年間やり通してきたんで、それがいざ本番で出せるかどうかです。
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昨シーズンの悔しさを胸に秘め、今シーズンを戦って来た横江選手。自分に何が足りなかったのか。その答えはプレイオフのコート上で見せる、という強い意志を感じました。きっと今回も見せてくれるでしょう。昨シーズンのファーストラウンド対大阪2戦目、終了間際の起死回生逆転シュートのようなビッグプレーを!
(京都新聞社提供)
☆プレイオフチケットはこちら
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Posted by 滋賀レイクスターズ.at 2015年04月02日18:03