VOICE OF LAKES #4 加納督大選手
インタビューコーナー「VOICE OF LAKES」4回目は#21「マサ」加納督大選手!粘り強いディフェンスで今季のレイクスの土台を支えるマサ。謙虚な受け答えの中にも、大舞台への力強い決意をにじませました。

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Q.こういうインタビューはあまり得意ではないですか?
A.そうですね、あんまり…。話して伝えるのはへたくそなんで(笑)
Q.でもやっぱりバスケのことになったら違いますか?
A.そうですね。コート外でもみんなとのコミュニケーションは意識しますね。練習以外でみんなで一緒に行動する機会はあまりないので、たまに午前中練習の後、ごはん食べに行ったりして。たまに呑みに出るときは、秀人(#9溝口選手)やヨコ(#23横江豊選手)が、家が近いので誘って行ったりします。酒が一番強いのは秀人です。僕も同じ福岡出身で「九州男児だから飲めるでしょ?」とかよく言われますけど、そんなことないです(笑)
地元を離れて滋賀に来るまでは不安でしたけど、同じ福岡出身の秀人がいたのは大きかったです。こっちに来てからも家が近かったこともあって、いろいろ秀人に聞いたりしました。
Q.移籍1年目の今年は、プレータイムが自己最長に達しましたね(これまでの最長は2012-13の1115分。今季はすでに1119分)。
A.今までの中で一番のペースなので、疲労やコンディション面も気を付けながら、トリートメント(マッサージなど)とかをしてもらったり、カイロプラクティックとか酸素カプセルでケアをして、気をつけていますね。
Q.しんどくはないですか?
A.いやー、きついですね。腰や背中や膝など体の後ろ側によく疲れがたまります。あとは、相手とぶつかったりしたときの打撲みたいなケガもしゅっちゅうですし。
Q.でも、それだけ出場時間が長いというのは、今年のチームで求められている部分が大きいということでもありますね。試合中もHCから厳しく指示が飛ぶことが多いですが、HCからの要求がこれだけ多いことは今までにありましたか?
A.ないですね。それも自己最多ペースです(笑) HCからは「徹底」ということをよく言われ、完璧を求められますね。ディフェンス面に関して、重要な部分を任せられている感じです。
例えば、毎週毎週相手チームのキーマンにつくことが多くて、自分がその選手をいかに抑えるかを常に言われるんですけど。やられ方にしても、ダメなやられ方と、しかたがないやられ方があって。絶対こっち側を抜かせないようにとか言われてるところで、そこを相手にやられてしまったら、HCには強く指摘されます。
Q.たしかに、HCは「バスケは相手をゼロには抑えられない、どっちにしろ点を取られるスポーツだから、取られ方が大事になる」とよく言っていますね。
A.はい、楽に得点させないというか、同じ点を取られるにしても、いかにタフショットに追い込むかは常に求められていますし、自分もそこが重要だと思います。
Q.相手のキーマンにつくというのは、チームの勝敗を左右することになると思いますが、プレッシャーは感じます?
Aやっぱり感じますね。でも、やりがいもありますし、半々ぐらいですね。
Q.他チームの選手で抑えにくい選手っていますか?
A.どうですかね…。うーん…。
Q.すぐに思い出せないということは、誰でも大丈夫ということ?
A.いや、そうではないです(笑) 秋田戦で、福岡でチームメイトだった竹野(明倫)選手についたんですけど、けっこうやられましたね。自分で点を取れて、クリエイトしてパスをできますし、秋田はあいつが攻撃の起点なんで。抑えろと言われたが、なかなか抑えることができなくて。これからプレイオフで対戦する可能性のある中では、沖縄の岸本(隆一)選手。外も中もあるので、守る側としてはつきにくい選手ですね。速い選手も苦労するので、奈良の鈴木(達也)選手も大変でした。彼のアシストから奈良の攻撃が始まりますし、彼には外を打たせないよう、ちょっと下がって守ったりしていました。
Qそんな相手のキーマンを抑えるにあたって、自分の持ち味はどこだと分析しますか?
Aうーん・・・。ウイングスパンは長いですけど(両腕を広げた時の長さ。身長と同程度が一般だが、身長185cmのマサは200cm)、それは大きいところではあるんですけど、それでスティールがいっぱいできるかというと違いますし。スティールばっかり狙っていたらやられてしまうところもあるので、それよりも常に粘り強くついていくという感じでやっています。スティールは狙ってもなかなかできないですし、けっこうギャンブルです。狙ってできるときもあるけど、そこでやられたら崩れてしまうから、なかなか行きにくいというか。粘り強さ、それを武器に今までやってきました。
Q.今季のチームの順位については?
A.上とは差がついてしまったけど、終盤になって戦い方も滋賀というチームらしくなってきています。ただ、いいときと悪いときの浮き沈みがあるので、そういうのがなかったら、もうちょっと上位にいけたのかなと思いますね。なかなか難しいです。
Q.その浮き沈みが生じてしまう原因はどこにあるのでしょう?
A.うーん、気持ちの面でしょうか…。でも、毎回負けるつもりでやっているわけではないですし、常に勝つつもりでやっていますが、うまくいかない部分もあると思いますし。大事なのは、そこで自分たちで立て直せる力、早めに立て直せるかどうかだと思います。HCにもよく言われますが、我慢強く、一試合通して一つのことを集中してやっていくことが一番大事ですね。言い換えると、さっき言ったような「粘り強さ」だと思うので、そういうのを自分が重視してプレーしているからこそ、そこを認められてプレータイムも長くなっているのかなと思います。
Q.さあ、いよいよプレイオフまで一か月を切りました。プレイオフは何度も出て慣れていますか?(福岡では在籍7年で毎年出場)

A.いや、何回目でもやっぱりプレイオフは難しいです。2試合勝たないと上へ行けないですし、それで今までのシーズンが決まってしまいますから。大事なのは1試合目をどう取るかだと思います。シーズンでやってきたことがすべて決まってしまうという重圧もあるけど、「ここまできたらやるだけだ」という前向きな気持ちですね。もう緊張はあまりしないと思います。有明の決勝とかは、するかもしれないですけど。
Q.有明の経験もありますね。
A.2回ですね(2007-08、2012-13)。やっぱり有明は違いましたね。独特の雰囲気で、ああいう会場でプレーすることは、なかなかないので。あれだけの大きさのハコですし、お互いのブースターが回りにいて、どちらのホームでもない会場で。でも、有明はほんといい舞台です。あそこで優勝したら、相当気持ちいいでしょうね。今度はあそこで勝ちたいです。2回とも負けているので(07-08は4位、12-13は準優勝)、やっぱり有明に行くからには優勝しないと。でないと、何も残らないです。
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HCが強調するエクセキュート(遂行)を実践し、常にコートで体現するマサ。ムラのないその仕事ぶりは、今季のレイクスに安定感をもたらしています。プレイオフでは緊張はしないという彼の両腕が、プレイオフを勝ち上がる翼になるはずです!

☆プレイオフチケットはこちら
http://playoffs2015.shiga-saku.net/e1137808.html
☆プレイオフ開催概要はこちら
http://playoffs2015.shiga-saku.net/e1137813.html

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Q.こういうインタビューはあまり得意ではないですか?
A.そうですね、あんまり…。話して伝えるのはへたくそなんで(笑)
Q.でもやっぱりバスケのことになったら違いますか?
A.そうですね。コート外でもみんなとのコミュニケーションは意識しますね。練習以外でみんなで一緒に行動する機会はあまりないので、たまに午前中練習の後、ごはん食べに行ったりして。たまに呑みに出るときは、秀人(#9溝口選手)やヨコ(#23横江豊選手)が、家が近いので誘って行ったりします。酒が一番強いのは秀人です。僕も同じ福岡出身で「九州男児だから飲めるでしょ?」とかよく言われますけど、そんなことないです(笑)
地元を離れて滋賀に来るまでは不安でしたけど、同じ福岡出身の秀人がいたのは大きかったです。こっちに来てからも家が近かったこともあって、いろいろ秀人に聞いたりしました。
Q.移籍1年目の今年は、プレータイムが自己最長に達しましたね(これまでの最長は2012-13の1115分。今季はすでに1119分)。
A.今までの中で一番のペースなので、疲労やコンディション面も気を付けながら、トリートメント(マッサージなど)とかをしてもらったり、カイロプラクティックとか酸素カプセルでケアをして、気をつけていますね。
Q.しんどくはないですか?
A.いやー、きついですね。腰や背中や膝など体の後ろ側によく疲れがたまります。あとは、相手とぶつかったりしたときの打撲みたいなケガもしゅっちゅうですし。
Q.でも、それだけ出場時間が長いというのは、今年のチームで求められている部分が大きいということでもありますね。試合中もHCから厳しく指示が飛ぶことが多いですが、HCからの要求がこれだけ多いことは今までにありましたか?
A.ないですね。それも自己最多ペースです(笑) HCからは「徹底」ということをよく言われ、完璧を求められますね。ディフェンス面に関して、重要な部分を任せられている感じです。
例えば、毎週毎週相手チームのキーマンにつくことが多くて、自分がその選手をいかに抑えるかを常に言われるんですけど。やられ方にしても、ダメなやられ方と、しかたがないやられ方があって。絶対こっち側を抜かせないようにとか言われてるところで、そこを相手にやられてしまったら、HCには強く指摘されます。
Q.たしかに、HCは「バスケは相手をゼロには抑えられない、どっちにしろ点を取られるスポーツだから、取られ方が大事になる」とよく言っていますね。
A.はい、楽に得点させないというか、同じ点を取られるにしても、いかにタフショットに追い込むかは常に求められていますし、自分もそこが重要だと思います。
Q.相手のキーマンにつくというのは、チームの勝敗を左右することになると思いますが、プレッシャーは感じます?
Aやっぱり感じますね。でも、やりがいもありますし、半々ぐらいですね。
Q.他チームの選手で抑えにくい選手っていますか?
A.どうですかね…。うーん…。
Q.すぐに思い出せないということは、誰でも大丈夫ということ?
A.いや、そうではないです(笑) 秋田戦で、福岡でチームメイトだった竹野(明倫)選手についたんですけど、けっこうやられましたね。自分で点を取れて、クリエイトしてパスをできますし、秋田はあいつが攻撃の起点なんで。抑えろと言われたが、なかなか抑えることができなくて。これからプレイオフで対戦する可能性のある中では、沖縄の岸本(隆一)選手。外も中もあるので、守る側としてはつきにくい選手ですね。速い選手も苦労するので、奈良の鈴木(達也)選手も大変でした。彼のアシストから奈良の攻撃が始まりますし、彼には外を打たせないよう、ちょっと下がって守ったりしていました。
Qそんな相手のキーマンを抑えるにあたって、自分の持ち味はどこだと分析しますか?
Aうーん・・・。ウイングスパンは長いですけど(両腕を広げた時の長さ。身長と同程度が一般だが、身長185cmのマサは200cm)、それは大きいところではあるんですけど、それでスティールがいっぱいできるかというと違いますし。スティールばっかり狙っていたらやられてしまうところもあるので、それよりも常に粘り強くついていくという感じでやっています。スティールは狙ってもなかなかできないですし、けっこうギャンブルです。狙ってできるときもあるけど、そこでやられたら崩れてしまうから、なかなか行きにくいというか。粘り強さ、それを武器に今までやってきました。
Q.今季のチームの順位については?
A.上とは差がついてしまったけど、終盤になって戦い方も滋賀というチームらしくなってきています。ただ、いいときと悪いときの浮き沈みがあるので、そういうのがなかったら、もうちょっと上位にいけたのかなと思いますね。なかなか難しいです。
Q.その浮き沈みが生じてしまう原因はどこにあるのでしょう?
A.うーん、気持ちの面でしょうか…。でも、毎回負けるつもりでやっているわけではないですし、常に勝つつもりでやっていますが、うまくいかない部分もあると思いますし。大事なのは、そこで自分たちで立て直せる力、早めに立て直せるかどうかだと思います。HCにもよく言われますが、我慢強く、一試合通して一つのことを集中してやっていくことが一番大事ですね。言い換えると、さっき言ったような「粘り強さ」だと思うので、そういうのを自分が重視してプレーしているからこそ、そこを認められてプレータイムも長くなっているのかなと思います。
Q.さあ、いよいよプレイオフまで一か月を切りました。プレイオフは何度も出て慣れていますか?(福岡では在籍7年で毎年出場)
A.いや、何回目でもやっぱりプレイオフは難しいです。2試合勝たないと上へ行けないですし、それで今までのシーズンが決まってしまいますから。大事なのは1試合目をどう取るかだと思います。シーズンでやってきたことがすべて決まってしまうという重圧もあるけど、「ここまできたらやるだけだ」という前向きな気持ちですね。もう緊張はあまりしないと思います。有明の決勝とかは、するかもしれないですけど。
Q.有明の経験もありますね。
A.2回ですね(2007-08、2012-13)。やっぱり有明は違いましたね。独特の雰囲気で、ああいう会場でプレーすることは、なかなかないので。あれだけの大きさのハコですし、お互いのブースターが回りにいて、どちらのホームでもない会場で。でも、有明はほんといい舞台です。あそこで優勝したら、相当気持ちいいでしょうね。今度はあそこで勝ちたいです。2回とも負けているので(07-08は4位、12-13は準優勝)、やっぱり有明に行くからには優勝しないと。でないと、何も残らないです。
============================
HCが強調するエクセキュート(遂行)を実践し、常にコートで体現するマサ。ムラのないその仕事ぶりは、今季のレイクスに安定感をもたらしています。プレイオフでは緊張はしないという彼の両腕が、プレイオフを勝ち上がる翼になるはずです!

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http://playoffs2015.shiga-saku.net/e1137808.html
☆プレイオフ開催概要はこちら
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